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YubiKey でパスワード管理 — Arpass の YubiKey 専用モードの仕組みと使い心地

Arpass は、マスターパスワードも復旧用の紙も持たず、YubiKey をタッチするだけでパスワードを管理できます。その仕組みと、実際の使い心地をやさしく説明します。

最終更新: 2026年5月

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Arpass とは

Arpass は、パスワードやファイルを暗号化してブロックチェーン(Arweave)に保存するパスワード管理サービスです。データはあなたのブラウザの中だけで暗号化され、運営側も中身を見られない「ゼロ知識」設計になっています。Web ブラウザだけで完結し、専用アプリのインストールは不要です。

「YubiKey 専用モード」とは

Arpass の通常モードは「マスターパスワード + パスキー」で開きますが、これとは別に YubiKey 専用モードを選べます。

このモードでは、マスターパスワードも、復旧用の Recovery Secret(紙のコード)も持ちません。登録した YubiKey をタッチするだけでセキュアドライブが開きます。覚えるパスワードがゼロになる、物理キーを認証の中心に置きたい人向けの構成です。

仕組み — なぜ YubiKey だけで開けるのか

難しい用語を使わずに説明します。

大事なのは、秘密が YubiKey の外に出ないこと。だから、Arpass のサーバにもクラウドにも、あなたのドライブを開ける情報は一切置かれません。鍵は物理的にあなたの手の中だけにあります。

使い心地

なぜ YubiKey が「2本」必要なのか

YubiKey 専用モードには、マスターパスワードによる救済も、Recovery Secret もありません。登録した YubiKey をすべて失うと、ドライブは二度と開けなくなります(運営も復旧できません)。

このため Arpass は、YubiKey 専用モードの作成時に 2本以上の登録を必須にしています。1本を紛失・故障しても、もう1本で開けるようにするためです。2本目以降は、別々の安全な場所(自宅の引き出しと職場の金庫、など)に分けて保管してください。

始め方(おおまかな流れ)

  1. 作成 — arpass.io で「YubiKey だけで使う」を選び、登録する本数(2本以上)を決めて、1本ずつタッチして登録します。
  2. 別の端末で開く — 別端末で「別端末で作成したドライブを復元」→「YubiKey で開く」を選び、登録済みの鍵をタッチするだけです。
  3. YubiKey を追加する — 設定画面から、登録済みの鍵で本人確認したうえで、新しい YubiKey を足せます。

具体的な画面の手順は 操作ガイドの「YubiKey 専用モード」 にまとめてあります。

注意点

どの YubiKey を使えばいい?

Arpass の YubiKey 専用モードは、パスキー/FIDO2 に対応した YubiKey で使えます。最初の2本としては、USB-C+NFC で扱いやすい 5C NFC がおすすめです。

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USB-C+NFC の万能型。PC でもスマホでも使えます。YubiKey 専用モードは2本以上が必須なので、まとめて用意しておくと安心です。
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モデルの選び方は YubiKey とは?種類と選び方 で詳しく解説しています。

まとめ

Arpass の YubiKey 専用モードは、「覚えるパスワードゼロ・鍵をタッチするだけ・鍵は手元の物理デバイスだけ」を実現します。その代わり鍵をすべて失うと復旧できないため、2本以上を別々に保管するのが絶対条件です。物理キーで固めたい人にとっては、とてもシンプルで強い選択肢です。

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